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クリア歯科のインプラント治療について
インプラント治療とは、歯を失ってしまった場所の顎の骨にインプラント(人工歯根)を埋め込み、その上に人工歯を取り付けて歯の機能を回復させる治療法です。当院ではインプラント治療が初めてという方でも、まずは疑問や不安を解決した上で治療に進みます。治療前には立体的に顎の状態を確認するためのCT撮影を行い、治療方法をご提案させていただきます。年間約2000本の治療実績を持つ有心会では、「必要とするすべての患者様に、誠実なインプラント治療を明瞭な価格で提供すること」をモットーにインプラント治療を行っています。
美しく長持ちするインプラントのために~プロビジョナルレストレーション
インプラント治療では、インプラントを埋入してから数ヶ月間にわたり骨との結合を待ちます。それから被せ物をするため、その間歯がない状態になります。通常はその間の見た目をカバーするために、プラスチックの仮歯を使います。
それに対し当院では、プロビジョナル(プロビジョナルレストレーション)を取り入れています。「プレ(先行して)」「ビジョン(完成を見越した姿を描く)」という言葉の通り、最終的な被せ物を想定し、シミュレーションとして入れる被せ物です。
使用期間はインプラントと骨が結合するまでの3~6ヶ月間で、その間に歯や歯ぐきの形、隣の歯とのバランス、噛み合わせ、清掃性(手入れのしやすさ)、長期安定性などを観察し、問題がなければプロビジョナルをもとに最終的な被せ物の作製へと進みます。
美しさだけでなく、メンテナンスのしやすさを実現するためにも、プロビジョナルは欠かせません。せっかく入れたインプラントを長期的に維持し、噛み合わせをよい状態に保つために大切な作業となります。
当院では、インプラント手術後の長期安定性の観点から、『プロビジョナルレストレーション』をインプラント治療プランの中に含み、ご提供しております。
通算埋入実績21,000本の経験豊富な医師陣が臨床を担当
当院ではインプラント埋入にあたるドクターを厳正な試験に合格した数名の熟練医師のみとしており、ベテラン医の手術を受けていただくことができます。今まで、多くの難症例にも対処しており、通算埋入実績は当グループ全体で21,000本を埋入しています。 | ![]() |
当院の取り扱いメーカーのご紹介
インプラント治療の関連材料に、国内メーカー直販の国産品だけでなく、正規ディーラーを通じて輸入した海外製品も使用しますが、国内の薬事法で認可された製品のみを使用しています。
ブレーンベース社
ノーベルバイオケア社

ストローマン社

定着率の高い2ピースタイプのインプラントを標準使用
インプラント(人工歯根)には、主に「1ピースタイプ」のものと「2ピースタイプ」のものがあります。当院では、すべてのインプラントにおいて2ピースタイプを採用しています。
1ピースタイプ![]() |
2ピースタイプ![]() |
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インプラント体のフィクスチャー(歯根部)とアバットメント(支台部)が一体化したタイプのインプラントです | フィクスチャー(歯根部)とアバットメント(支台部)がふたつに分かれている構造のインプラントです |
【メリット】
【デメリット】
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【メリット】
【デメリット】
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2ピースタイプの大きな特長は、適用できる症例範囲の広さと機能性の高さです。2ピースタイプなら、フィクスチャーと顎の骨の結合状態などに合わせてアバットメントや人工歯の形態を柔軟に選択できます。骨の量が不足しているといった難症例の場合も適用可能なケースがほとんど。より仕上がりの美しさを求めたい場合にも適しています。費用に関しても無理のない価格に設定することで、「必要とするすべての患者様に、インプラント治療を明瞭な価格で提供すること」ができます。
高強度のジルコニアの人工歯を使用
上部構造物(被せ物)は人工歯素材で今最も注目されているフルジルコニアを使用しています。通常はかなり高価なジルコニアですが、東京技工部・神戸技工部にジルコニア技工設備CAD/CAMを(計2セット)導入したことで価格を抑えることが可能になりました。
CAD/CAMは高額な技工設備になり、日本で2台も導入しているクリニックは有心会のみとも言われています。
クリア歯科では、ジルコニアの表面にセラミックを焼き付け審美性を高めた被せ物(ジルコニアボンド)、さらに接続部までジルコニアを使用した、金属が透けて審美性が低下する心配がほとんどない、ジルコニアアバットメントもオプションとして用意しております。
素材名 | 硬さ | 曲げ強度 | 色調 | 変色 | 価格 |
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ハイブリッド | △ | △ | △ | × | 安め |
オールセラミック | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 高め |
フルジルコニア | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | 高め |
ジルコニアボンド | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 高額 |

インプラント治療の審美性にこだわる方へ~審美オプションのご案内
- 人工歯だと気付かれない! 被せ物の審美性を追求した『ジルコニアボンド』
フルジルコニアの表面にセラミックを焼き付けたものを、『ジルコニアボンド』と呼びます。
フルジルコニアの場合、当院では5色しか取扱いがございませんが、ジルコニアボンドの場合、色を自由に調整できるので、人工歯周辺の既存の歯の色と違和感なく調整ができます。
また、焼き付けを行うセラミックには透明感があり不自然さがありません。人目に付きやすい前歯など、審美性を重視する方にお勧めです。
- 接続部にも審美性の高いジルコニアを使用する『ジルコニアアバットメント』
従来の金属を使用したインプラントの土台(アバットメント/接続部)では、その上にセラミックなどの白い人工歯を装着すると、中から金属が透けてしまったり、歯ぐきから金属の色が見えてしまうことが稀にあります。土台部分にも白いジルコニアを使用する事で、将来的に歯ぐきが下がった際、金属が見えないよう、透けないようにできます。
生体親和性の高いジルコニアを接続部に用いる事により、治療面でも様々なメリットがあり、お勧めするオプションとなります。
歯科用CTによる診査・診断
治療の前には、撮影機器「歯科用CT」を用いて顎の骨の状態や骨密度、神経・血管の位置などを3次元画像で正確に診断。これによって患者様の負担を最小限に抑え、トラブルのリスクを限りなくゼロに近づけられます。 | ![]() |
不安や疑問は、治療前になんでもお聞きください
丁寧なコミュニケーションを徹底しています
歯肉を切開したり顎の骨に穴を開けたりするインプラント治療を検討するにあたっては、何かと不安や心配がつきもの。当院ではまずカウンセリングで患者様のお悩みをしっかりうかがい、歯や顎の状態について丁寧にご説明することを徹底しています。また、他院様ですでにカウンセリングを受けられた方からのセカンドオピニオン依頼も大歓迎です。他院様の治療方針や説明に不安を感じた方、見積もり内容に疑問がある方は、当院の例と比較しながらご説明いたしますので、一度ご相談ください。
治療を提供するための準備
「医療法人社団 有心会」では、患者様に治療をご提供するための準備を怠りません。すべてのグループ院で教育体制を充実させることで、スタッフの技術向上と治療の質の均一化を実現しています。また、総院長、チーフドクター、チーフ歯科衛生士らが定期的に全国のグループ院を巡回したり、オンラインミーティングを定期的に行ったりして、各院の連携強化を図っています。日々進歩する歯科医療技術に対応するため、スタッフが企業・学会などのセミナーに参加できるような体制も整えています。
歯周病の方へ~歯周外科の必要性
歯周病は歯ぐきの炎症を引き起こし、歯を支える顎の骨を溶かしてしまう病気です。歯周病をそのままにしてインプラント治療を行うことには、いくつものリスクが伴います。インプラント治療をお考えの方は、事前に歯周病を治療しておくことを強くおすすめします。
インプラント治療が行えない、別途手術が必要になる
インプラント(人工歯根)は、歯槽骨にそれを支えられるだけの厚みが必要です。そのため、歯周病で骨が溶かされていると、治療自体が行えなかったり、再生療法によって骨に十分な厚みを持たせてからでないと、インプラントを埋め込む手術ができなかったりといったことが起こります。歯周病が進行し、歯周組織の足りていない方には、インプラントを長持ちさせる為に、インプラント手術と同時に歯周組織の移植・再生手術を行うことをおすすめしています。
歯周病菌による全身への影響が出やすくなる
インプラント治療は出血をともなうため、歯周病菌が血液に混ざって全身に運ばれ、さまざまな悪影響をおよぼす可能性もあります(歯周病菌は肺炎や心臓疾患、早産などの発症・進行とかかわりがあることがわかっています)。
インプラントが抜け落ちる可能性が高まる
インプラントを入れたあとも、歯肉や顎の骨は歯周病菌による病気(インプラント周囲炎)にかかることがあるため、口腔内に歯周病菌が多い状態でインプラントを入れるのは危険です。インプラント治療は、しっかりと歯周病を治してから受けましょう。
遠方の方やかかりつけ歯科医をもたれている方で、きちんとケアができていると判断できる場合には当院での治療は必ずしも必要はありません。歯周病の進行具合によっては、術後の保証に制限がかかる場合もあります。ご了承ください。